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KOYOMI.読
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Text File
|
1994-10-11
|
8KB
|
250 lines
ハ
-
-------------------------------------------------------------
KOYOMI.読 初版第二刷第五改 (ver. 1.1.5)
**「KOYOMI」辞書ファイル記述フォーマットのドキュメント**
(c) 1994, 桃里風(MXB02102 @ Nifty-Serve)
-------------------------------------------------------------
「媛栗暦」用記念日・行事辞書データの書き方
------------------------------------------
「KOYOMI」ファイルに対してつけ加えたり、代わりのものを作ったりすることがあるかもしれませんので、記念日・行事データの書き方を以下にまとめておくことにします。具体例は「KOYOMI」ファイル(単なるテキストファイル)を見ていただければよろしいのですが、これは、32Kを越えていますのでTeachTextでは開けません。32K以上のファイルが扱えるエディタ(たとえば、Edit7、YooEdit、ASLEdit、褌エディットなど)やワープロを用意してご覧ください(因みに、データ入力は Edit7 で行いました。)。
なお、祝祭日・二十四節気・雑節・キリスト教の移動祝日は「媛栗暦」本体に組み込まれているので、「KOYOMI」ファイルには記載してません。
記念日・行事データフォーマット([1]〜[14]まであります)
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[1] m月d日の記念日・行事の場合
Dm,d,[記念日・行事内容]
例:3月3日の桃の節句
D3,3, 桃の節句
[1.1] 基本的にm月d日で、その日が休日ならば休日明けに繰り下げる場合
Dm,dN,[記念日・行事内容]
例:1月4日(但し、日曜なら翌日)の官庁御用始め
D1,4N, 官庁御用始め
[1.2] 基本的に m月d日 で、その日が休日ならば休日前に繰り上げる場合
Dm,dP,[記念日・行事内容]
例:12月28日(但し、日曜なら前日)の官庁御用納め
D12,28P, 官庁御用納め
--------------------------------
[2] 毎月d日の記念日・行事の場合
De,d,[記念日・行事内容]
例:毎月18日のパンの日
De,18,○パンの日
[2.1] 基本的に毎月d日で、その日が休日ならば休日明けに繰り下げる場合
De,dN,[記念日・行事内容]
[2.2] 基本的に毎月d日で、その日が休日ならば休日前に繰り上げる場合
De,dP,[記念日・行事内容]
[2.3]基本的に[2]と同じだが、小の月(2, 4, 6, 9, 11月)での月末繰り上げを行う場合
De,dL,[記念日・行事内容]
これは、毎月31日のような場合で、小の月(2, 4, 6, 9, 11月)は、常に月末になるよう繰りあがるものです。毎月29, 30日の2月末の処理も同様に繰りあげるものとします。
[2.4]基本的に[2.2]と同じだが、小の月(2, 4, 6, 9, 11月)での月末繰り上げを行う場合
De,dPL,[記念日・行事内容]
これは、毎月31日のような場合で、小の月(2, 4, 6, 9, 11月)は、常に月末になるよう繰りあがるものです。毎月29, 30日の2月末の処理も同様に繰りあげるものとします。
--------------------------------
[3] m月第n○曜日の記念日・行事の場合
Wm,n,x,[記念日・行事内容]
但し、nは、-4〜5までの数値で、
1:第1、2:第2、3:第3、4:第4、5:第5、0:最終、
-1:最終から2番目、-2:最終から3番目、-3:最終から4番目、-4:最終から5番目
また、xは、0〜6までの数値で、
0:日曜、1:月曜、2:火曜、3:水曜、4:木曜、5:金曜、6:土曜
例1:4月第1日曜日の桜花賞
W4,1,0,●桜花賞
例2:11月最終日曜日のジャパンカップ
W11,0,0,●ジャパンカップ
[3.1] 基本的に m月第n○曜日で、その日が休日ならば休日明けに繰り下げる場合
Wm,n,xN,[記念日・行事内容]
[3.2] 基本的に m月第n○曜日で、その日が休日ならば休日前に繰り上げる場合
Wm,n,xP,[記念日・行事内容]
--------------------------------
[4] 毎月第n○曜日の記念日・行事の場合
We,n,x,[記念日・行事内容]
但し、nとxの定義は[3]に同じ。
例:毎月第1日曜日が廃品回収日
We,1,0,廃品回収日
[4.1] 基本的に毎月第n○曜日で、その日が休日ならば休日明けに繰り下げる場合
We,n,xN,[記念日・行事内容]
[4.2] 基本的に毎月第n○曜日で、その日が 休日ならば休日前に繰り上げる場合
We,n,xP,[記念日・行事内容]
※おもに出版物の発売日の指定に使う。
--------------------------------
[5] 毎週○曜日の記念日・行事の場合
We,e,x,[記念日・行事内容]
但し、nとxの定義は[3]に同じ。
例:毎週日曜日の歩行者天国
We,e,0,ホコ天
[5.1] 基本的に毎週○曜日で、その日が休日ならば休日明けに繰り下げる場合
We,n,xN,[記念日・行事内容]
※おもに(地方の)出版物の発売日の指定に使う。
例:毎週火曜日は週刊少年ジャンプ発売日(地方)
We,e,2N,週刊少年ジャンプ発売日
[5.2] 基本的に毎週○曜日で、その日が 休日ならば休日前に繰り上げる場合
We,n,xP,[記念日・行事内容]
※おもに(関東近辺の)出版物の発売日の指定に使う。
例:毎週月曜日は週刊少年ジャンプ発売日(東京)
We,e,1P,週刊少年ジャンプ発売日
--------------------------------
[6] m月の指定の干支の日の記念日・行事の場合
Km,k,[記念日・行事内容]
但し、kは、0〜59までの数値で、
00:甲子 01:乙丑 02:丙寅 03:丁卯 04:戊辰 05:己巳
06:庚午 07:辛未 08:壬申 09:癸酉 10:甲戌 11:乙亥
12:丙子 13:丁丑 14:戊寅 15:己卯 16:庚辰 17:辛巳
18:壬午 19:癸未 20:甲申 21:乙酉 22:丙戌 23:丁亥
24:戊子 25:己丑 26:庚寅 27:辛卯 28:壬辰 29:癸巳
30:甲午 31:乙未 32:丙申 33:丁酉 34:戊戌 35:己亥
36:庚子 37:辛丑 38:壬寅 39:癸卯 40:甲辰 41:乙巳
42:丙午 43:丁未 44:戊申 45:己酉 46:庚戌 47:辛亥
48:壬子 49:癸丑 50:甲寅 51:乙卯 52:丙辰 53:丁巳
54:戊午 55:己未 56:庚申 57:辛酉 58:壬戌 59:癸亥
例:1月の甲子の日の初大黒
K,1,0, 初大黒
--------------------------------
[7] m月の第n番目の指定の十二支の日の記念日・行事の場合
Sm,n,s,[記念日・行事内容]
但し、sは、0〜11までの数値で、
0:子 1:丑 2:寅 3:卯 4:辰 5:巳
6:午 7:未 8:申 9:酉 10:戌 11:亥
例:初午(2月の初めの午の日)
S,2,1,6, 初午
--------------------------------
[8] 旧暦m月d日の記念日・行事の場合
dm,d,[記念日・行事内容]
例:旧正月
d1,1, 旧正月
--------------------------------
[9] 旧暦m月の第n番目の指定の十二支の日の記念日・行事の場合
sm,n,s,[記念日・行事内容]
但し、sの定義は[7]に同じ。
例:(旧)初午(旧暦2月の初めの午の日)
s,2,1,6, 初午
--------------------------------
[10] 特定年月日までの日数表示(指定日以降は表示しません)
Before,y,m,d,[記念日・行事内容]
例:21世紀までの日数
Before,2001,1,1,21世紀
--------------------------------
[11] 特定年月日からの日数表示(指定日以前は表示しません)
After,y,m,d,[記念日・行事内容]
例:第二次世界大戦終戦からの日数
After,1945,8,15,終戦
--------------------------------
[12] 特定年月日を中心とした日数表示(常に表示します)
Always,y,m,d,[記念日・行事内容]
例:
Always,1994,8,1,媛栗暦ver1.1リリース
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[13] 特定年月日の行事(当日のみ表示します)
Just,y,m,d,[記念日・行事内容]
例:
Just,1999,9,9,99.9.9
Just,1989,2,3,1.2.3(平成元年二月三日)
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[14] 誕生日の記述(m月d日)
Bm,d,[名前(でなくてもよいが)]
媛栗暦本体と同じフォルダに「絵」フォルダを用意し(デフォルトで添付されてます)、その中に上記で指定した名前と同じファイル名のPICTファイルを入れておけば、m月d日当日、このPICTが表示され、ダイアログで
○×さん誕生日おめでとうございます。
と出ます(PICTがなくてもダイアログは出ます)。
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注意
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以上のすべてのフォーマットに関して、各フォーマットは必ず一行で書くこと、記念日・行事内容以外の部分は、カンマも含めすべて半角で表記し、更に、カンマの後にはスペースを入れないようにお願いします。また、数字は、例えば、"4"は、"04"などという表記では認識されませんので注意してください。
あとがき
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今後、上記のフォーマット以外にも、例えば、
「m月d日に近い○曜日」(祭りの類ではこういうのが結構ある)
「y年毎のm月d日( or 第n○曜日)」
「指定の二十四節気の日( or その前後、近い日)」
なども、要望(or 気まぐれ)によってはつけ加えるかもしれませんが、その分処理が遅くなるのは否めません。
なお「KOYOMI」ファイル内では、以下のような基準で記念日・行事を記述してます。これは「媛栗暦」では、記念日・行事を「KOYOMI」ファイルから拾ってきた後、表示する前にソートをかけてなるべく見易くなるように心がけているためで、表示の順番も以下の順番(コード順)になります。これはあくまで参考ですので、お好みに合わせて変えていただいても一向に構いません。
一般的なもの(下記以外のもの)→ 内容記述の前に半角スペースを挿入
記念日(〜の日)の類→ 〃 に "○" を挿入
スポーツ行事→ 〃 に "●" を挿入
〜週間など、一定期間のもの→ 〃 に "◎" を挿入
忌日→ 〃 に "◆" を挿入
祭り・芸能・神事の類→ 〃 に "■" を挿入